『krit.』雑記です。宝井理人さん、遊戯王(W遊戯)で活動始めます。
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有川おめでとうーーーーー昨日!
越しちゃいましたけど、とりあえず書いたので載せておきますね。
台詞だけなので何やらいろいろ脳内補完が必要です。
ちゃんと文章にして……何かの形に……
夢語るだけならタダです( ゚д゚)y~
=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=
~ごちそうさまでした~
「はー、食った……おなかいっぱい。御崎、すごいね。まさかデザートが出てくると思わなかった」
「簡単なものだけど。今日は、欲しかったから」
「うん、嬉しい。ありがとう」
「……」
「……?」
越しちゃいましたけど、とりあえず書いたので載せておきますね。
台詞だけなので何やらいろいろ脳内補完が必要です。
ちゃんと文章にして……何かの形に……
夢語るだけならタダです( ゚д゚)y~
=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=
~ある夜~
「明日? 研究室に行こうと思ってる」
「何かあるの?」
「何かっていうわけじゃないけど、卒業前にデスクを整理しようと思って」
「え、でも研究室変わらないんだよね」
「席はわからないだろ。院生は別室も使えるし、研究室のデスクは新しく入る人が使うかもしれない。……まあ、半分は気分的なものなんだ。けじめじゃないけど、区切りをつけたいんだよ」
「ふうん……。じゃあさ、手伝いに行ってもいい?」
「え?」
「デスクの整理」
「手伝ってもらうようなことじゃないと思うけど……」
「……まあ、そうだよね……」
「……」
「……」
「……有川、あの」
「ん? なに?」
「……いや、……なんでもない」
「ええー? なに、気になるじゃん!」
「な、なんでもないってば! ほら、もう日付変わるから寝るよ」
「えっ」
「?」
「あ、あのさ」
「?」
「あ、あのさ」
「……? なに?」
「……、……あー、ううん。いいや。ごめん」
「なんだよ。……じゃあ、おやすみ」
「うん……。おやすみ」
~翌日、研究室~
「思ったより大掛かりになったな……こんなに溜め込んでたのか」
「みさきーっ」
「え? えっ 有川!? なんで」
「差し入れ買ってきたよ。ちょっと向こうにパン屋が出来ててさ」
「いや、そうじゃなくて」
「ん? 手伝いにはならないけど、息抜きにならなれるかなーって」
「……そ、そう……」
「あれ? 有川も来てたの?」
「先生」
「有川、昨夜遅かったじゃない。今日は寝過ごすんだと思ってたよー」
「……え?」
「俺もあんなに掛かると思ってなかったですよ。それより先生がいたのに驚きました」
「ははは、久々だったんだけどねえ」
「……??」
「あ、えーと、ゲームの話」
「ゲーム」
「うん、MMOね。昨日たまたま有川を見かけたから1クエスト手伝ったんだよ」
「そう、なんですか」(わかってない)
「そういえば、今日誕生日なんだってね。通知メール見るのが遅かったから昨夜言いそびれちゃったよ。おめでとう」
「えっ」
「あっ……」
「うん?」
「……誕生日? ……今日……?」
「う、うん」
「…………おめでとう」
「あ、ありがとう……」
「??」
~帰りましょう~
「……」
「……」
「……有川」
「は、はいっ」
「ごめん」
「え?」
「……知らなくて、その……何も、できなくて」
「いっ いや、俺が言わなかったんだし!」
「でも」
「いいんだよ、十分。御崎が研究室にいてくれて良かった」
「え?」
「だって今日は御崎に会いに来たんだもん。気が変わって別の日にした、なんてことになってたら悲しかったでしょ。今日は御崎といられればそれで良かったんだ」
「……でも……」
「納得できない?」
「だって、……何もしてない。時間はあったのに、何も」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……じゃあ、今日は泊まりに行くよ」
「は?」
「12日はまだあるよ。何かする時間はまだある。だから、この後は御崎がしたいことしてくれればいいよ」
「……そんな」
「ね。さあ、これからどうする?」
「…………」
~有川のアパート~
「本当にこっちで良かったの?」
「ああ。……あれ?」
「どうしかした?」
「いや、冷蔵庫が埋まってて……ちょっとびっくりした」
「ええ? 俺だってちゃんと作るよ!」
「ごめん、前に空っぽだったのが印象に残ってたんだよ。じゃあ、すぐ作るから……」
「御崎」
「え、なに?」
「それ、手伝ってもいい?」
「――――うん。お願い」
「うん、任せて!」
~ごちそうさまでした~
「はー、食った……おなかいっぱい。御崎、すごいね。まさかデザートが出てくると思わなかった」
「簡単なものだけど。今日は、欲しかったから」
「うん、嬉しい。ありがとう」
「……」
「……?」
「……やっぱり」
「うん?」
「いや、やっぱり物足りないなって思って」
「え、何が?」
「ずっと考えてたんだけど、……渡せるようなものが何もないんだ」
「……御崎」
「ごめん……」
「……はあ。まだ気にしてたんだね……」
「……」
「本当に十分だよ。こんなに夜までいられないと思ってたし」
「……」
「…………わかった。じゃあ、一つちょうだい」
「え……?」
「御崎の誕生日。教えて?」
「うん?」
「いや、やっぱり物足りないなって思って」
「え、何が?」
「ずっと考えてたんだけど、……渡せるようなものが何もないんだ」
「……御崎」
「ごめん……」
「……はあ。まだ気にしてたんだね……」
「……」
「本当に十分だよ。こんなに夜までいられないと思ってたし」
「……」
「…………わかった。じゃあ、一つちょうだい」
「え……?」
「御崎の誕生日。教えて?」
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